TTGによると、ヒースロー空港CEOは12月15日に英政府のオミクロン株対応を批判した。

英国ではアフリカ南部諸国を高リスク国と認定して隔離を義務付ける措置を15日に解除したが、出発前の検査は残っているところ。これに対してCEOは、高リスク国のリストから削除したということはオミクロン株が英国でエンデミックとなったことを認めるものであり、そうであるならば検査を継続する必要はないと批判した。

また、そもそもワクチンへの信頼を前提として「つい数週間前までは、ワクチン接種を完了していれば一切の検査は不要だった」「懸念すべき変異株が出てくるたびに経済を止めることはできない」「一時的な対策は取るべきだが、必要がなくなればすぐに取りやめるべき」などとも訴えた。